半導体の不足で中古車の需要が高まっている?
このところ、半導体の不足によって車の生産が遅れているというニュースを見聞きしたことはありませんか?
「半導体不足」は、日本だけでなく世界規模の問題となっていて、自動車産業にかかわらずさまざまな業界で大きな影響を受けている状況です。
では、そもそも、半導体は何か?というと、電気を通す素材の導体と電気をほぼ通さない絶縁体との中間の性質を持ったシリコンなどの材質や物質のもので、電気の流れを制御する役割を持っています。
この半導体は電化製品や自動車など、私たちが生活で使っている電気を用いるものの多くに使われています。
では、半導体不足がなぜ起こったかというと、新型コロナウイルスによる生産工場の停止やテレワークなどの導入によって家電やIT機器などの需要が急に拡大したこと、中国への制裁による混乱に対応が追いつかなかったこと、さまざまな理由が重なり半導体の需要と供給のバランスが大きく崩れてしまったことなどが挙げられます。
自動車産業においては、半導体の不足によって新車を注文しても車がなか中納品できないケースも多くみられており、これに伴い、中古車の需要が高まっているといわれています。
特に日本の中古車市場は、世界でみても程度のよい状態の車が多いため、新車を待つ分程度のよい中古車を購入する方も増えています。
大阪市や松原市近辺のエリアで中古車販売やオークション代行を行っているカーショップをお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。
2022.05.20